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#107

盆と正月

2018-09-24 12:05:00

　先ほど朝のゴミ出しに行くと、今日は水曜日で可燃ゴミの日だというのに大量の空き缶が入った45リットルのゴミ袋が捨ててあり、怒りに震えました。何なの？バカなの？て言うか、バカなんだよね。缶は資源ゴミなので、収集は月曜日。わかっていて置いているんだろうけどさ、良心が痛まないのかしら。この犯人、曜日を守らないのは日常茶飯事で、たまに守ったとしても段ボールを組み立てたまま（だいたいZOZOのやつ）山積みにして、しかもその中にペットボトルと缶を投げ込んで置いておくという常軌を逸した行動をとります。しかもその段ボールには宛名シールがそのまま貼りつけられているもんだから、誰かもわかっちゃって、もう頭がおかしい。このネット時代に、そんなことして検索されちゃうに決まってるじゃん。ということで、もちろんしたよね。森田検索。そしたら、あれまあびっくり。wikipediaまで出てきましたよ。エンターテイメント業界に身を置く彼女、女子力溢れるブログには「歌とダンスで、みなさんに愛を届けたい」みたいなことを書いていましたが、その前にゴミ出しのルールを守って隣人の私に愛を届けて！お願い！

　そんなことに頭を悩ませている西山ですが、気を取り直していきましょう。この１週間はイベントウィークでありました。と言っても２つ。それでも一か月のうちに友人と会うのが１回あるかないかの私からすると、１週間で２つもイベントがあるというのは、盆と正月が一緒に来たようなものであります。まず１つ目は、今回で第11回目となりました『吉田類と仲間達』in笹塚ボウル。こちらのイベントは東日本大震災のチャリティ活動を目的として立ち上げたものです。被災した酒蔵のために呑兵衛ができること、それは呑むことだろ！という素晴らしい趣旨のイベント。私は３回目ぐらいからの参加だと記憶していますが、当初はトークショーでの出演だったのですが、ここ最近はＤＪとして参加しています。DJは須永辰緒さんに言われて（ほぼ命令）やるようになったのですが、いまだに機材が変わったらちんぷんかんぷんだし、曲のつなぎなんて出来ないから、フロアに無音状態を作るというかなり自由なスタイル。選曲の基準は「自分が大音量で聞きたい曲」であります。今年の持ち時間は20分。うーん、５曲ぐらいだから、ニューキッズを入れるのは今回はやめておこうか。などと考えながらCRAZY KEN BANDの小野瀬雅生さんのかっちょいい選曲からバトンタッチ。私が選んだ１曲目は『マンマ・ミーア！』でありました。もちろん映画『マンマ・ミーア！ヒア・ウィー・ゴー』を見た影響ですね。ああ、ギリシャでバカンスしたいよお。さあ、次は今年亡くなったアヴィーチーを偲んで『Wake me up』かな、などと考えているとここでトラブル発生。機材がCDを読み込まない！他のCDを試してもダメ。基本的にDJというのは２台の機材を駆使して曲をかけていくものですが、もうこうなったら仕方ない。DJ★MAYUKOは１台の機材でやることに。つまり１曲終わったらCDを入れ替えて流すという、家で音楽聞いているのと変わんないじゃねえかスタイル。まあ、お客さんはみんな酔っぱらっているので大抵のことは問題になりません。そんなこんなであっという間にDJ終了。あとはもう呑むだけ。年に１回の楽しいイベントであります。ちなみに小宮山雄飛さんは今年ももちろん『ラブリー』しかかけませんでした。このイベントで雄飛さんが『ラブリー』以外をかける日が来るとしたら、地球が滅亡する日でしょう。

　そして２つ目は、ニュー・オータニで行われたピエール・エルメの20周年アニバーサリーイベント。ピエール・エルメといえば『パティスリー界のピカソ』と言われるパティシエ・ショコラティエであります。彼が作るスイーツは、美しく鮮やか。そしてもちろん美味しい！その彼の新作が食べられるパーティーとなれば、もうそれは行くしかないのです。当日のドレスコードは『SOMETHING DOT』、何か一つ水玉模様のものを身に着けてお越しくださいとのこと。お洒落やなー。これが唐草模様だったら、泥棒のパーティーみたいになっちゃいますね。ということで、私はクローゼットで眠っていた水玉のワンピースを着て行くことに。会場に足を踏み入れると、まずはウェルカムシャンパンとウェルカムマカロン。そしてテーブルの上に並べられた宝石のようなスイーツたち！しかも、さすがニュー・オータニ！主役の邪魔にならぬよう端の方には、口休めのお惣菜系まで！茄子の煮浸しやホウレン草の胡麻和えではありませんよ。トリュフのコロッケや若鶏とフォアグラのパテなどでした。どこまでもお洒落やなー。一人で行っていた私は、並んだスイーツ全制覇を目標にひたすら食べておりました。ワンピースのウエストがゴムで良かったぜ。この日はピエール・エルメさんもいらっしゃっていました。世界のパティシエは「ジュ、マンジュ、トレ、トレ、ウールー」（私、食べる、いっぱい、いっぱい、幸せ）と私のバカ丸出しなフランス語にも笑顔で応えてくれました。本当は「今日はパンツも水玉なんですよ」と教えてあげたかったのですが、そこまでのフランス語スキルがないので断念しました。しかし、幸せ溢れるスイーツに囲まれ、女子力上がりまくりの夜なのでありました。

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